就職や日々の業務でも役立つ社会人スキルとしておすすめの日商簿記検定の学習方法でお困りではないですか?
何から始めたら良いのかわからない。2級と3級、どちらから受験しようか迷っている等。いまいち学習のスタートを切れない、そんなあなたへ。
この記事を読めば、今まで悩んでいたことが晴れて、学習を思い切ってスタートすることができます!
日商簿記検定を受験すると決めた方はぜひ最後まで読んでみてください!
こんな方におすすめ
- 日商簿記検定に興味はあるけど学習スタートしていない人
- 学習スタートしたけど今の学習方法で良いのか不安な人
- 2級から受けるか3級から受けるか迷っている人
- おすすめの学習方法が知りたい人
日商簿記検定の受験するにあたっての準備
資格の学校TACのおすすめ資格ランキングで1位と紹介されている『日商簿記検定』は、どの業界に就職しても役立つスキルとして有名です。
日商簿記検定を受験しようと考えている人は、就職に活かしたいとか、スキルを身に付けたい、会社で使う知識だからといった理由でしょう。
まずは受験すると決めたのであれば受験するにあたっての準備をしていきましょう。
日商簿記検定受験前の準備一覧
- 日商簿記検定に合格す目的とメリットを明確にしておく
- 2級と3級のどちらから受験するかを決める
- 受験方法といつ受験するかを決める
日商簿記検定に合格するメリットと受験目的を明確にする
日商簿記検定を受験すると決まっているのであれば、途中で挫折しないためにも、合格したときのメリットを理解してモチベーションを上げておきましょう。
そして、受験する目的を明確にしておきましょう。ぺぺの部屋では繰り返し伝えている内容なのですが、「資格に合格することが目的ではない」ことを必ず念頭に置いてください。「日商簿記検定に合格して何がしたいのか。」を明確にしてください。
例えば、「就職を有利にしたいため」「会社で必要なスキルを身につけるため」「大学の単位を1つ増やしたい」などです。
目的を明確にするために、日商簿記検定に合格するメリットを紹介しておきま
どの業界に就職しても役立つスキルとして認められている
企業活動では必ず「決算書」や「損益計算書」など企業の業績がひと目で分かるような書類の作成があります。
この作成に使われているのが簿記というスキルで、日商簿記検定に合格すると、決算書を読めるようになったり、作成する業務に携わることができます。企業の業績を正しく読むことができるスキルは、社会人には必要なスキルといえます。
就職・転職で努力できる人と認められる
日商簿記検定は、3級も半分、2級は20%の合格率と、決して楽に合格できる資格ではないので、努力できる人だと認めてもらえます。
大企業でなければ3級でも十分な評価をしてくれるでしょう。高みを目指しているのであれば2級も受験するのが良いですよ。
他の資格のステップアップとして役立つ
更に高を目指している人であれば、「税理士」や「公認会計士」といった士業と呼ばれる難関国家資格に挑戦することを考えている人もいるでしょう。
そんな人が難関国家試験挑戦への第一ステップとして日商簿記検定に挑戦するのもアリです。
勉強する習慣が身に付くのと、合格することで、自信がついて難関資格にも果敢に挑戦することができるでしょう。
日商簿記検定2級と3級どちらから受験するか決める
日商簿記検定は2級にも受験資格は必要ないため、いきなり2級に挑戦することができます。そのため、2級と3級どちらから受験しようか迷っている人もいるのではないでしょうか?
そんなときは、現状と目指している未来を照らし合わせて、考えてみてください。
例えば「中小企業に就職に活かしたい」のであれば、日商簿記検定3級に合格して余裕があれば2級に挑戦でいいと思います。
しかし大手企業への就職を考えていたり、いずれは「2級まで取る」と明確に決まっているのであれば3級の学習から初めて、受験は2級からするのがいいです。3級は過去問を解くだけにしましょう。
ただ、参考書を購入する場合は注意が必要です。2級の参考書は3級の内容が理解できていることを前提に進められているので、2級から受験する人も3級のものも購入したほうが良いです。
2級3級どちらから受けるか早見表
日商簿記検定の試験方法といつ受験するか決める
目的が明確にできたら、「いつ試験を受けるか」を決めていきましょう。逆算してどれくらいのペースで学習する必要があるのかがわかります。
そのために必要な試験はどれくらい行われているのか、受験料はどれくらいかかるのか、学習時間の目安など基本情報をまとめておきます。
試験は年3回のペーパー試験と随時開催のCBTがある
試験方法には、2月、6月、11月の年3回実施されるペーパー試験(マーク試験)と、いつでも受験できるCBT試験(ネット受験)の2種類が用意されています。
ペーパー試験かCBT試験か決めて、ペーパー試験なら何月の試験を受験するのか、CBT試験の場合も何月までに受験するのかを明確に決めて、学習の計画を立てましょう。
ちなみに日商簿記検定の合格率と学習時間の目安は、3級が50%前後で100時間から200時間、2級が20〜30%で、300時間から500時間必要と言われています。
0から2級を学習するのであれば、1日2hの勉強で、5ヶ月以上かかる計算ですので、今日から始めるのであれば半年先の受験にしましょう。1日5hくらい学習できても最低3ヶ月の学習時間は確保したいです。
受験料を準備する
受験料は、3級が2,850円、2級が4,720円、CBT方式の場合は別途事務手数料が550円発生します。申し込みが大体、受験日から1,2ヶ月前から始まるので、自分が受験する商工会議所のHPなどで確認しておきましょう。
大体の流れは、以下の通りです。
簡単な流れ
- 申込登録
- 申込書が届く
- 受験料支払い
- 受験票が届く
- 当日受験する
商工会議所によって少し異なる可能性もあるので、「日商簿記検定 札幌市」のように「日商簿記検定 (自分が受験する地域名)」で検索をかけてください。
日商簿記検定受験に必要な電卓を準備する
独学でも、講座を受けるにしても、日商簿記検定を受験するのであれば電卓を準備する必要があります。
おうちに既にある電卓が、試験本番で使えるかどうか確認してみてください。実は電卓には、「普通電卓」「関数電卓」「実務電卓」と種類があり、簿記3級までなら普通電卓で事足りますが、2級以上を考えているのであれば、実務電卓を用意するのがおすすめです。
音が鳴る電卓だったり、桁表示が11桁以下、小さい電卓はNGです。使いにくいので今後のためにも新しい電卓を購入したほうが良いです。おすすめの電卓を紹介しておきます。
add_boxstyle=""]2級3級どちらから受けるか早見表[/st-minihukidashi]
おすすめ電卓 ⇒ カシオ スタンダード電卓 JF-120GT-N
電卓選びは無難にアマゾンでベストセラーとされているカシオのスタンダード電卓を購入するのが良いです。お値段も2,000円程度なので、リーズナブルですね。
もしも、今使える電卓がなければこちらをポチッとしておいてください。
日商簿記検定の学習方法
受験の準備がわかったところで、実際に学習する方法を決めましょう。日商簿記検定の学習方法は大きく分けて独学と講座の2種類あります。
それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、自分に合っていると思う方法を選択しましょう。どちらでも合格は目指せますので、自分の現状と照らし合わせて考えてみてください。
【独学】参考書と問題集で学習する!おすすめの参考書3選
日商簿記検定の学習方法の一つは参考書と問題集での独学です。独学では、料金コストは低く済ませることができるメリットがある一方で、質問ができないので、躓いたときの挫折リスクが高いというデメリットもあります。
学生時代に学習が得意だった人は問題ないですが、あまり勉強は好きではなかった人は、挫折してしまうかもしれないので、自信がなければ講座を選択するといいです。
今回は簿記3級でも簿記2級でも対応できる、参考書・問題集シリーズを3つ紹介します。紹介する3つを試し読みなどしてみて、一番自分に合いそうなものを購入してください!
スッキリわかるシリーズ
スッキリわかるシリーズは、わかりやすさ・読みやすさに徹底的にこだわった、大人気シリーズです。テキストと問題集が一冊にまとまっているので、2冊購入する必要もなく、コスパが良いのでおすすめです。
僕はこちらのシリーズで学習したので一番オススメにしておきます!実際の取引をストーリー建てて紹介してくれており、イラストも可愛くスラスラ学習をすすめることができました。
CBT試験対策として、ネット試験を体験できる「模擬試験プログラム」&仕訳Webアプリ「受かる! 仕訳猛特訓」が付いて来ます。ネット試験を受験される方も、安心して試験対策できます。
こんな方におすすめ
- 勉強があまり好きではないけど今回は頑張りたい人
- あまりにもボリューミーだと挫折しそうな人
- ポップで可愛いほうが頑張れそう