【FP試験対策】債券の利回りを計算できるようになろう!【金融資産運用】

債券の利回りを計算しよう

この記事は、債券の利回りの計算方法について解説していきます。

下記のような人におすすめの記事です。

少年T(疑問)
少年T
  • FP試験受験予定の人
  • 金融の知識をつけたい人
  • 投資を始めようとしている人
  • 投資の知識をつけたい人
  • 債券は、株やFXといろいろな金融商品の中の1つです。

    債券の中の1つである国債は、信用度も高く、リスクが低い金融商品として有名です。これから金融の知識をつけて投資を始めようとしている人ならば、必ず知っておきたい分野です。

    しっかり学習していきましょう!

    この記事でわかること
    • 債券とはなにか
    • 債券の種類
    • 債券の利回りを計算する公式
    • 過去問で実際に計算してみる

    債券とは?

    債券は、国や地方自治体、企業などが発行している資金集めのための借用証書のことです。

    投資家さんたちが国や、企業にお金を貸してあげているイメージです。もちろん投資家さんたちにもメリットがあります。

    債券には償還期限と呼ばれる満期があり、償還期限まで保有していることで債券に記載されている金額(額面金額)を受け取ることができます。

    また、償還期限まで待つことなく、時価で売却することもできます。

    債券の種類を覚えておこう!

    債券には、発行者が国か地方か企業かで、国債、地方債、社債と種類が分かれています。

    国債の種類には、償還期限までの長さから、中期国債、長期国債、超長期国債があります。

    • 中期国債 ⇒ 2年満期と5年満期
    • 長期国債 ⇒ 10年満期
    • 超長期国債 ⇒ 20年満期

    中でも長期国債の10年満期固定利付債券が一番多く発行されており、10年満期の固定利付債券の金利のことを長期金利と呼ぶことがあります。

    個人向け国債

    購入を個人に限定する国債を、個人向け国債と呼びます。FP試験で結構名前が出てくるので触れておきます。

    個人向け国債には以下の3種類あって、10年満期の個人向け国債のみ、変動金利になっています。

    • 10年変動金利型
    • 5年固定金利型
    • 3年固定金利型

    特徴としては、発行してから1年経過すると中途換金が可能になり、その差異、国が額面で買い取ってくれるので、価格変動リスクがないっていうのが特徴的です。

    そしてどの種類の個人向け国債も最低金利は0.05%と定められているのも出題されていました。

    債券の利回りを計算する前に必要な予備知識

    債券の予備知識

    債券の計算をするにあたって、まずは債券に書かれている用語をチェックしましょう。

    額面金額とは?

    額面とは、債券1枚毎の表面に記載されている金額のこと。

    額面金額が10万円であれば、債券が満期になったときに10万円が払い出されるといったものです。

    債券の単価 パー・アンダーパー・オーバーパー とは

    債券の単価とは、額面金額100円あたり、いくらで購入できるかを表示したものです。

    例えば額面100円あたり102円で購入した債券があれば、債券の単価は102円です。

    額面100円に対して、単価が100円のとき、パー発行、100円よりも高い単価のときはオーバーパー発行、低いときはアンダーパー発行と呼ばれます。

    発行したとき102円でも、98円でも、償還期限時にもらえる金額は額面金額である100円です。

    債券の利率(クーポンレート)とは?

    額面に対する1年あたりの利子の割合を利率(クーポンレート)といいます。

    定期的に利子を受け取ることができる債券と利子を受け取る事ができない代わりに発行金額が安く設定されている債券があります。

    前者を利付債、後者を割引債と呼びます。

    利付債と割引債
    • 利付債 ⇒ 定期的に利子を受け取ることができる
    • 割引債 ⇒ 利子はつかない。その代わり発行金額が低く設定されている。

    債券の利回りは4種類

    投資した金額に対する利益、の割合を利回りと呼びます。


    債権の利回りには、応募者利回り、最終利回り、所有期間利回り、直接利回りの4種類があり、それぞれの意味合いは以下のとおりです。

    • 応募者利回り ⇒ 新規に発行された債券を購入して、償還期限まで保有した場合の発行価格に対する1年あたりの利益の割合のこと
    • 最終利回り ⇒ すでに発行されている債券を時価で購入して償還期限まで保有した場合の購入価格に対する1年あたりの収益の割合のこと
    • 所有期間利回り ⇒ 購入した債券を償還期限前に売却した場合の購入価格に対する1年辺りの収益の割合のこと
    • 直接利回り ⇒ 債券の購入価格に対する年間の利子の割合のこと

    債券の最終利回りの計算方法

    債券の計算方法

    それでは、FP試験でかなりの頻出問題である債権の利回りを計算する問題を解けるようになっていきましょう。

    まずは公式を覚えていきましょう。

    まず分子部分。

    年率(%) に加えるのが、売却時の金額から購入した金額を引いた額
    それを保有していた期間で割ってあげる。

    さらに分母、購入した金額で割る公式の説明

    最終利回りを実際に計算しよう(過去問)

    表面利率(クーポンレート)3%、残存期間5年の固定利付債券を額面100円当たり102円で購入した場合の最終利回り(年率・単利)は、( )である。なお、税金等は考慮しないものとし、答は表示単位の小数点以下第3位を四捨五入している。

    ア 2.55%
    イ 2.94%
    ウ 3.33%

    2021年9月試験 問42

    この問題を解いていきましょう。まず、問題文から公式に必要になる部分を抜き出します。

    • 表面利率(クーポンレート)が3%
    • 残存期間5
    • 額面金額100円ということは売却金額が100円
    • 購入金額が102円

    ここまで抜き出したら、公式に当てはめて計算するだけです。

    債券1問目計算過程

    よって答えは、一番近い ア となります。

    所得期間利回りを実際に計算しよう(過去問)

    表面利率(クーポンレート)2%、残存期間5年の固定利付債券を、額面100円当たり103円で購入し、2年後に額面100円当たり102円で売却した場合の所有期間利回り(年率・単利)は、( )である。なお、税金や手数料等は考慮しないものとし、答は表示単位の小数点以下第3位を四捨五入している。

    ア 0.97%
    イ 1.46%
    ウ 2.91%

    2021年1月試験 問44


    はい、先程と同じように、公式に必要な要素を取り出していきます。

    • クーポンレートが2%
    • 「103円で購入し」とあるので購入金額は103円
    • 「2年後に額面100円あたり102円で売却した」とあるので保有期間は2年
    • 「102円で売却した」とあるので売却金額は102円

    注意点は、額面金額が100円と書いていたり、残存期間が5年と書いていても、大事なのは「実際に保有していた期間」と「実際に売却した金額」です。

    それでは取り出した要素を公式に当てはめていきます。

    よって答えは一番近い イ となります。

    まとめ

    今回は金融商品の中の1つである債券の利回りの計算方法について解説していきました。

    金融商品には様々な種類があり、その人に合った商品が必ずあるので、まずはどのような種類があるかを知ることからはじめ、

    この金融商品を購入することでどれくらいの利益を得ることができるのかを自分でも計算できるようになっておきましょう。

    このサイトでは、他にもFP試験の対策である保険や税金に関しての記事をどんどん上げていくので他の記事も是非読んでみてください!

    まとめ

    • 債券 ⇒ 国・地方・企業が投資家からお金を借りるための借用証書
    • 個人向け国債は3種類
      • 10年変動金利型
      • 5年固定金利型
      • 3年固定金利型
    • 債券の利回りは公式を覚えるだけ!

    • この記事を書いた人

    ぺぺまる

     
    \人生を楽しむプロ/

    札幌生まれ札幌育ちの27歳|大学受験失敗をきっかけに自分の本当にやりたいことを探求|何者でもない自分から抜け出したくて資格勉強start ▶ アウトプットブログ ▶ 簿記 ▶ FP ▶ 基本情報技術者 ▶ 宅建 |一緒に挑戦してみませんか!

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